ドイツメディアComputerBaseによると、ドイツのベルリンで開催されたIFA 2024消費電子展で、AMD計算と図形業務部高級副総裁兼社長のJack Huynh氏が、Krackan Point APU製品が2025年初めに発売されると発表しました。
Krackanプロセッサは、すでに発表されたZen 5アーキテクチャに基づくミドルエンドAPU Strix Pointと比較して、より広いミドルエンド市場を狙うことによって、プロセッサの最終価格を低減することを目指しています。
IT Homeによると、Krackanは最先端の4ナノメートルプロセスを採用しており、合計8つのZen 5(C) CPUコアを搭載しています。これにより、より小型のrDNA 3.5アーキテクチャGPUを搭載しつつも、40以上のNPU能力を提供することができます。また、LPDDR5-8000およびDDR5メモリをサポートし、16レーンのPCIeチャネルを提供します。
AMDは長年、チップの供給に対する制約が原因で、同社のパートナーがAMDベースの製品ラインナップを制限されていると指摘してきました。展示会でのOEMインタラクションのフィードバックによれば、AMDはKrackanの発表スケジュールを事前に通知することで、そのパートナーに対して信頼と安心感を提供することを目指しています。
