RTX 50シリーズグラフィックスの発表により、RTX 5090グラフィックスカードの初画像がネット上に浮上しています。香港を拠点とするグラフィックスカードメーカーのPannon Groupは、インドネシアに新たな工場を設立し、現地で生産ライン作業の模様を捉えることができました。画像こそやや不鮮明ですが、RTX 5090が非常に大きなサイズを持ち、3スロットデザインを採用していることが確認されています。AIBパートナーは現在テスト段階にあり、近い将来に量産体制に入ると見られています。
関連ブロガーの情報によれば、GeForce RTX 5090グラフィックスプロセッサのコストはRTX 4090を大きく上回ることはなく、RTX 4090の初出価格は約2000ドルだったとされています。
以前に公開された仕様によると、RTX 5090は14層のプリント基板を使用して設計され、フラッグシップチップGB 202-300-A1は最大で21,760個のCUDAコアを備え、これはRTX 4090と比較して33%の増加を示しています。メモリは512ビットの32GB GDDR7にアップグレードされ、ビット幅および容量ともに50%の向上を遂げています。ただし、正確なコアおよびメモリの周波数はまだ公開されていません。
消費電力は600Wに達し、これにより33%の増加が見込まれますが、風冷機構が維持される予定です。現段階では電源コネクタは単一の12V−2x6 16ピンですが、将来的には2つのコネクタに移行するとの噂もあり、理論上では最大1200Wの出力が可能になるとされています。
